理事からのご挨拶
私どもは2018年から本格的に技能実習生の受け入れ事業を稼働しております。
当組合はフィリピンやベトナムと協定を結び
現在はインドネシアとの協定締結に向けて活動していますが
その間にも在留資格「特定技能」がスタートしたりと外国人を取り巻く環境が
日々変化していっていることを感じております。
ただ、そんな状況にありながらも、技能実習生などが日本にやってくる想いは変わらず
「家族のために」これに尽きると思います。
「家族のために」と働く彼らの瞳は輝いているし、仕事を頑張るそのひたむきな姿は
既存の日本人社員にも考えさせられること、思うところがあるはずです。
また、受け入れ企業についても、自社が受け入れる技能実習生について
何を用意してあげればいいのか、何を聞いてあげればいいのか
どのような体制を整えればいいのかなど、真剣に考え、悩む企業が多くあります。
私どもはそんな技能実習生と受け入れ企業の想いをつなぐお手伝いがしたいと思っています。
技能実習という制度を単なる日本の労働力のアウトソーシングと捉えるのは間違っており
強い想いを持っているひとりの人間を日本に受け入れるということを強く意識し
受け入れ企業と実習生の双方がよい関係を保ち続けられるようパイプ役となるのが
我々監理団体の使命であると肝に銘じて日々活動しています。